会社で企業型確定拠出年金が導入されるけど、やった方がいいのか分からない・・・
企業型確定拠出年金は、社会保険料が安くなるとか、利益が出たときの20%の税金が免除されるとか、なんだかお得な制度ですよね。
でも、加入するにあたっての注意点を知らずに始めてしまうのは、とても危険です。
特に、出産・育児について気を付けてほしい点があるため、女性の方は必読です!
それではどうぞ~!
1度始めると、途中でやめることはできない
確定拠出年金を始めるときは、まず積立額を決めますよね。
その後、積立金額の見直しはできますが、基本的に積立の中止はできないのです。
もし退職した場合は個人型確定拠出年金(iDeCo)に切り替わりますが、どんなに積立をやめたくてもiDeCoで続けるしかありません。
積立をやめたくなったときにできることは、最低積立額の5000円にすることだけです。
60歳になるまで、お金をおろすことはできない
確定拠出年金で積立てた資金は、基本的に60歳すぎるまで出金することはできません。
私はこれが最も致命的であると考えています。
老後のお金より目先のお金が欲しいからです笑
その分のNISAはいつでも現金化できるので、助かります(*'ω'*)
積立額の社会保険料が免除されるため、産休育休などでもらえる給付金が減る
確定拠出年金で積立てる資金は基本給からひかれるため、その分の社会保険料が安くなるというメリットがあります。
一方で、社会保険から受けられる給付額も減ってしまうのです。
社会保険から受けられる代表的なものは労災や傷病手当金などですが、給付金が受け取れるのは病気やケガをしたときに限った話ではありません。
これは、産休育休時にもらえる給付金も該当します!
妊娠で働けずに給料がない中、この給付金をあてにしている人はきっと少なくないはずです。
私が産休育休を利用するかどうかは分かりませんが、ただでさえ出費が多いことが予想される出産時に、もらえるお金が少なくなるのは恐怖でしかありません。
まとめ
あと企業型確定拠出年金を開始する会社にてiDeCoをやっている人が強制的に企業型に加入させられるのもちょっと納得いかないな〜と思います。
NISAも確定拠出年金も国が年金を用意できないから、国民に「自分でなんとかして!」という意図の制度です。
活用しない手はないのですが、その制度が自分に合っているかどうかを正しく見極めることが重要ですね。