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母が買わされた500万円分の投資信託解約のために証券会社の窓口に行った話

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こんにちは、ゆきぼうし(@yukiboshi_)です。

 

母がN証券の営業から、信託報酬(手数料)がかなり高い投資信託を買っていると分かりました。

 

更に手数料の高い変な外貨も買わされており、その額は合計500万円分でした。

うちは決して裕福な家ではないため、500万円は本当に大金なのですが・・・

 

ネット証券なら手数料を安くできるから、利益も出しやすいよ。
ネット証券に移行しよう!

 

と言って母を説得し、500万円分の投資信託を解約することになりました。

 

というわけで、わざわざ有給をとって私が窓口に解約に行ってきました( ・ω・)ノ

解約には本人もいる必要があるため、母も一緒です。

 

ネット証券しか使ったことがない私は、証券会社の窓口に行ったことがなく、少しわくわくしていました(*'▽')

 

しかし、結論から言うと・・・

 

解約できませんでした

 

なんとN証券には簡単に解約できない仕組みがあったのです。

この解約できない仕組みと、実際に窓口に行って感じたことを紹介します。

 

 

証券窓口で解約できなかった理由

 

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1. 解約すると言うと、容赦なく説教をしてくる 

 

まず、解約したい旨を窓口のお姉さんに言うと、この投信がどんなに優れていて、今解約するのがどんなに愚かしいかを延々と説教されました。

 

アドバイスではなく、説教してくるタイプの営業っていますよね・・・大変なお仕事だな・・・

言うまでもなく、大変不快な気持ちになりました(´;ω;`)うぅ

 

 

2. 取引している支店以外では解約できない

 

お姉さんの理不尽な説教に耐えながら、「解約の気持ちは決まっていて、検討の余地はない」ことを告げたところ、

今度は、「この支店では解約できない」と言われました。

 

なんでも、実際の取引店以外では投資信託も外貨も解約はできないとのこと。

 

母は九州の支店で投資信託と外貨の購入をしましたが、今回私が行ったのは東京の支店でした。

 

わざわざ違う支店に行ったのは、母が担当の営業さんと長い付き合いなので、解約を伝えるのが気まずいと言ったためです。

 

実際の取引店に電話で解約を申し出ることもできるそうですが、母は「自分の担当営業が出るかもしれないから、嫌だ」と言って拒みました。

(私が電話してもいいのですが、本人である母に一度は変わる必要があるとのこと)

 

そもそも、違う支店で解約できないなら説教する前にそう言ってくれても良かったのでは・・・?

 

 

3. 実際の取引店以外でNISA口座を他の証券口座に移すことができない

 

今後の為に、せめてNISA口座を他の証券会社に移したいと言ったところ、これも実際の取引店以外ではできないとのことでした。(実際の取引店に本人からの電話でOK)

野村證券 | NISA口座を他の金融機関へ変更することはできますか?

 

もちろん、NISA口座を積立NISA口座に変更することもできませんでした。

 

余談ですが、N証券って買いたくなるような良い投資信託は、積立NISAでの取り扱いしかやっていないんですよね。

ただのNISA口座で買ってもいいと思える投資信託は1つもありませんでした。

 (私個人の感想です。ご了承ください)

 

 

今後の対応

 

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今回解約できなかったからといって、私はあきらめたりはしません!

解約するための今後の対応を考えました。

 

1. 投資信託を解約するために 

 

まず、窓口だけでなくネットで取引できるための申し込みを行いました。

 

ネットで解約する分にはうるさい営業も、口出しすることはできません。

 

パスワードが簡易書留で1週間前後で届くとのことなので、解約はそれまでお預けです。

時間こそかかりますが、これが間違いなく最善策です。

(母はPCが使えないため、私が一緒にいるときに操作します)

 

2. NISA口座を他の証券会社に移すために

 

NISA口座を他の証券口座に移すには、必ず取引店に行くか、電話をする必要があります。

 

母が1人で電話すると、言いくるめられる可能性が高いため、私が母と一緒にいる平日に電話をしなければなりません。

このためにまた有給を使わなくてはならないなんて・・・

 

まとめ

 

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本当に顧客を逃がさないための様々な罠があるのだと学びました。

もちろんこれはN証券に限ったことではなく、他の大手証券会社やメガバンクにも言えることです。

 

やはり、銀行にしろ証券にしろ、窓口で金融商品を買うのは少し考えた方がいいですね。

 皆様もどうかお気を付けください。

 

その他にも銀行窓口で失敗した話はこちら

 

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■6/18追記

オンラインサービスで、無事に投資信託を解約することができました!

NISA口座の解約はまだですが、のんびり進めたいと思います。

 

余談ですが、解約するまでの約一週間、母のスマホに担当営業から何度も着信と留守電があったようです。

(ハガキまで送ってきたらしい・・・)

 

また、解約注文後も「手数料が安い投資信託もありますから!」という留守電が入っていたそうです。

証券マンのお仕事も大変ね(´;ω;`)