こんにちは、ゆきぼうし(@yukiboshi_)です。
3月23日に上場するキュービーネットホールディングスに関する続きの記事です。
キュービーネットホールディングス(6571)上場決定!【その1】実際にQBハウスに行った感想まとめ - 投資でゆとり集め
キュービーネットホールディングス(6571)上場決定!【その2】実際にQBハウスに行って話を聞いてきた - 投資でゆとり集め
今回はキュービーネットホールディングスが買いか否かを考えます。
結論
私の個人的見解では、上場後すぐに「買い」ではないです。
下記にその理由を述べます。
同時上場銘柄
3/23に上場が決定している銘柄は他にもあります。
「9450 ファイバーゲート」です。
ファイバーゲートが集合住宅や商業施設のWiFiサービスを行う企業です。
市場はマザーズで割安感もあることから、小型株狙いの投資家の資金が集まると予想されています。
キュービーネットホールディングスは最も注目度が高い小型株のうちの1つですが、市場は東証一部で割安感が高いかと言えば、そうではありません。
投資ファンドの動き
キュービーネットホールディングスの株式を大量に保有する投資ファンド(株主)は、上場時に保有株の大半を売りに出す予定です。
ただし、保有率が高い株主には180日のロックアップ(※)が掛かっています。
この180日が過ぎたあたりで株価暴落の危険性もあります。
よって、上場後半年は手を出さず、様子見をした方が良いかもしれません。
※ロックアップ:上場後一定期間において、大株主による保有株の売りを禁止すること
地合い
IPOで初値が上昇するには、地合いの良さも大きく関わってきます。
2月の世界同時株安後、円高や政治不安で決して今は地合いが良いとは言えないため、初値の上昇は限定的になると考えられます。
上場後について
上記で上場後すぐに「買い」ではないと書きましたが、QBハウスが良いサービスを提供していることに変わりはないため、キュービーネットホールディングスも良い銘柄であることは間違いありません。
今まで大化けした銘柄の中に、セリア、ファーストリテイリング、ニトリホールディングス等があります。
これらに共通することは以下の3点です。
1. B to C
2. 利用者以外にも業務内容が分かりやすい
3. 安価で高品質なサービスを提供している
QBハウスもこの3点には合致するため、私個人としては上場後に注目し続ける価値がある銘柄だと考えています。
ただし、プラスの要素ばかりではありません。
日本国内の店舗数は既に500以上で、国内での売り上げを伸ばすことは難しいです。
よって、売り上げ拡大は世界進出に掛かっています。
また、大化け株は上場後に売り上げを拡大し、大きな注目を集めて株価急騰するのが一般的ですが、QBハウスは上場前にも関わらず、既に注目度が高すぎます。
上場後に「株価が2倍、3倍になるのが見込めるか?」と言えば、もしかしたら少し難しいかもしれません。
まとめ
キュービーネットホールディングスは上場後すぐに「買い」というわけにはいかないが、注目し続けたい銘柄です。
【その2】で記載したとおり、人手不足という問題こそありますが、QBハウスは離職率を大幅に減少させた実績もあるため、今後の改善に期待しても良いかと思います。
また、同じく「店内がお洒落ではないため女性が入りづらい」とも書きましたが、美容院のように「店内をお洒落な空間にすること」にコストをかけず、安いサービスでお客さんに還元するというのがQBハウスのやり方です。
入るのに勇気がいることに変わりはありませんが、個人的にはとっても好感が持てます!
今回は以前から気になっていて好きだったQBハウスについて書けて、とても幸せでした。
もし、友達や会社の同僚にQBハウスの話をしたとしても、「女なのに1000円カットが好きなの?」と引かれるに決まっています。
ブログはこんな風に、「自分の大好きなものを共有したい」という気持ちを満たしてくれるという機能もあるんですね。
キュービーネットホールディングスに関する記事は一旦これで終了です。
読んでくださって、ありがとうございました(o^^o)