会社を辞めたいけど、退職の決心ができない・・・
という悩みはありませんか?
確かに退職の決断は真面目な人ほど勇気が要りますし、不安が尽きないものです。
しかし、仕事が本当に辛ければ勇気をもって退職するのも1つの方法です。
今回は、『人に遠慮したり、退職後のことを心配しすぎて退職を諦める必要はない』ということを書きたいと思います。
この記事を読んでほしい人
・自分が辞めると会社に迷惑をかけると思っている方
・辛いけど、もう少し我慢できそうだと思っている方
・辛いからといって『逃げる』ことにためらいがある方
・退職後に仕事が見つかるか心配な方
あなたが辞めても、会社が回らなくなることはない
真面目な人ほど辞めるときに、同僚に迷惑がかかると考えてしまうものです。
私も「今の案件がこんなにも忙しい中、会社を辞めるのは無責任だ」という思ったときがありました。
しかし、この状況を社会人歴が長い知人に相談したところ、次の言葉をくれました。
「自分1人が抜けるからといって、周りに迷惑をかけると思うのは傲慢だよ。君にはそんな力はないのだから、その職場からはさっさと離れなさい」
私は割と真面目な性格ですが、この言葉で勝手に責任を負った気になっていたことに気付かされました。
仮に重要なポジションについていたとしても、1人辞めて困るのは辞めた本人ではなく、会社の仕組みが悪いからなんです。
真面目な方は、自分が辞めたうえで他の人が困るかどうかを最優先してしまういがちですが、自分を大切にしてください。
辛いのに「まだ頑張れる」と思わないで
仕事で理不尽で嫌なことが重なっても、「まだ限界ではない。自分は弱い人間ではないから、まだ頑張れる」と、自分に言い聞かせてはいませんか?
私もそうです。
すぐに仕事を辞める人を軽蔑して、努力と辛抱が足りないと思っちゃいますよね。
そうだとしても、「まだ我慢できるから」と我慢している場合ではないのです。
もうそのときには、動き出さないとだめです。
なぜなら、ストレスに対して精神が崩壊する速度は加速し続けるからです。
「ここに来て、1年頑張った。辛いけど少なくともあと1年は、確実に頑張れる」なんて考えているなら大間違いです。
辛い中、1年なんとか頑張れても1週間後には
「もう、だめだ。明日から絶対に会社には行けない」
と思う程に心が壊れている可能性は大いにあります。
それを踏まえたうえで、そこから逃げる準備をすぐさま始めてください。
行動を起こすのは早い方がいいに決まっています。
逃げることをためらわなくていい
真面目な人ほど、退職 = 逃げ と考えてしまい、自分を責めてしまいます。
しかし、生きていくために、ストレスから逃げることは、とても大切です。
我慢することは美徳ではありませんし、自分にも周りにも有害です。
しなくてもいい我慢はすぐさま辞めましょう。
転職できるか不安なら、エージェントに相談してみて
「退職して次の仕事が見つかるのか・・・」心配ですよね。
退職においてこれが一番の障害かもしれません。
会社に在籍しながら転職活動ができる方は、こっそり転職活動を進めればよいのですが、
残業が多かったり、有給が取りづらい方にとってはそうもいかないですよね。
そんな方は転職エージェントに申し込んで、その心配な気持ちを相談してみるのも手です。
今は土曜日の面談可能な転職エージェントも増えてきているため、
「今の市場はどうか?自分の転職は厳しいのか?」を聞いてみましょう。
土曜に面接可能なエージェントです。
エージェントに紹介してもらった会社と今の会社の条件を比べてみて、
納得できるようでしたら、思い切って退職して転職活動を始めてみてください。
※ただし、転職エージェントも営業マンですので、「これから景気は悪化するので、すぐに転職するのが望ましい」
というような言葉で退職を促してくることがあります。
退職するか否かはエージェントに流されることなく、自分で決めましょう。
まとめ
私は20代にして、すでに今3社目です。一般的には1社辺りの勤続年数が低い方ですね。
特に2社目を辞めるにあたって、自分に対してメンタルの弱さを責めたり、世間体に関する葛藤があったりしました。
実際に3回目の転職活動を進めている今だってそれは変わりません。
しかし、ストレスを溜めすぎて、健康を害してから辞めるのでは遅いのです。
会社よりも世間体よりも自分が一番大事であることを忘れずに、退職プランを考えて自分らしく生きれる方法を見つけてください。