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岸博幸さんが語る日本経済と不動産投資の話@資産運用EXPO

こんにちは、ゆきぼうし(@yukiboshi_)です。

資産運用EXPOで岸博幸さんのセミナー「今後の日本経済と不動産投資市場の展望」に行ってきました。日本の経済を長期の視点で語ってくださったので、内容をまとめてみます。

 

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景気が良いのは2019年半ばまで

 

今は景気が良いという報道が多く、マスコミ含め、日本全体が楽観的になり過ぎているとのことです。

この好景気も長くは続かず、2019年10月から崩れてきます。その要因が以下です。

 

2019年10月 消費税10%増税予定

 

前回は延期になった消費税増税ですが、今回はほとんど確実に実施されるそうです。 

 

2020年 東京オリンピック

 

今までのオリンピック開催国は、オリンピック後に反動で景気が悪化しています。

なんと、ギリシャ危機はアテネオリンピックが要因だったとのこと。

 

日本政府のお金事情

 

日本は世界一、借金がある国です。特に政府では社会保障の支出が大変な負担になっているそうです。

2025年 団塊の世代後期高齢者になることで、その負担が更に大きくなり、社会保障の質が下がることが考えられます。具体的には、以下のことが予想されます。

・年金受け取りは70歳からに変更で、金額は約20%減

・医療費の自己負担が増加

・消費税が15%に増税

 

不動産投資について

 

日本人の人口は年々減少しており、2020年から東京でも減少し始めると言われています。人口減少は不動産にとって空室率の増加に繋がりますが、それでもなお、都心での不動産投資は良い投資だそうです。理由は以下です。

 

規制緩和で外国人、外国企業が東京に来る?

 

日本人の人口が減少しても、外国人が東京に住んでくれるようになれば、空室が増えずに済みます。

東京は外国企業にとって魅力的な拠点であるそうです。

現在は外国企業が東京に来ることが難しい規制があるそうですが、政府がこれを緩和すると外国人が東京に住むようになるとか。

 

2020年 羽田の国際化

 

羽田空港が国際化されると、外国人を東京に呼び込みやすくなるそうです。

成田空港より都心に近い、羽田空港の方が外国人にとって便利だからです。

 

2027年 リニア新幹線開通

 

リニア新幹線が開通すると、東京と大阪、名古屋の距離がぐっと近くなります。

よって、東京だけでなく一都六県での不動産投資はまだまだ魅力的な投資です。

 

4. 効果的な投資方法について

 

最後に、これからどのような方向性で投資をすべきか話してくださいました。

 

長期分散投資3%

 

投資で得をするには、損をする人がいて成り立ちます。私たち個人がプロの投資家に勝つことは絶対に不可能だそうです。

短い期間で、高いリターンを狙わないのが資産形成の秘訣だそうです。

高いリターンを狙うには高いリスクが伴うからです。コツコツ確実にということですね。

 

税制優遇措置をフル活用

 

iDe CoやNISAなどを当然活用するように!とのことでした。

 

まとめ 

 

これで岸博幸さんのセミナーの内容は以上です。前後のつじつまが合うように、私の解釈を加えた箇所もありますのでご了承ください。

  

このセミナーがあったから、今日は行ってよかったなと思いました。

 

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